めがね越しの世界
処方箋を持って眼鏡屋に行く
その日は体調がすぐれず、予定していた場所ではないお店に入る
そもそも、検眼の足で、そのまま行くつもりもなかったのに
小さめのフレームを探す
たくさん試させてもらううちに、ふと「これ」というのが見つかる
四角い漢字が並んだ、無骨なのにかわいい一本
一週間後に仕上がる
そういえば、わたしは人の特徴を、めがねで表せない
かけているか、かけていないか、記憶に残らない
ちょっと心配にもなるけれど、
「あのメガネ」と呼んでしまう失礼がないのだと思えば、
まあ、それもいいか
