食卓より 秋色いちじく うさぎ 2026-08-27 八百屋で深い紫のいちじくを見つけると、 夏の終わりを感じる 涙の形をした丸い果実を、傷つけないよう大事に持ち帰る 薄皮をむきながら、 何を作ろうか 赤ワインがなかったので、ブランデーで煮ることにした いちじくが、小鍋の中で小刻みに揺れる ふつふつと、甘い香りに馴染んでゆく ピンクに染まった液体ごと、琺瑯の容器に熱々のまま移す 冷めた頃には、おいしくなっている予定 明日はどうやって食べようか あれこれ思案中